TKHOME FACTORY

2019/05/30 09:20


Japanese skull -日本髑髏-


日本の古典文様や家紋のみを使用してデザインしたTKHOME FACTORYオリジナルデザインの日本髑髏。

日本×古典文様にも関わらず、メキシカンスカルを彷彿させるハッピーな仕上がりとなっています。

日本の古典文様には様々な意味が込められ、その用途に合わせて大切に使用されてきました。

しかし現代の若者は着物や昔の家で目にしたことはあるものの、意味までは知らない方が多いのではないでしょうか。





・麻柄
大麻(おおあさ)の葉に似ていることから名付けられた古典文様。成長が早く、真っ直ぐに伸びることから子供の成長を願って産着にも多く使用されている。
・松
神が依り憑く樹として古代から扱われている。常緑であることから長寿の意味と重ねられる。
・雲
空に浮かぶ雲を図案化したもの。極楽が雲の上にあると考えられ、未来永劫への願いが託されている。
・唐草
植物のつるを意匠化したもので、からみながら伸びる様が縁起が良いとされている。
・矢絣
矢根羽を絣織で表現した文様。矢は一度射れば戻ってこないので、婚礼の縁起物として使用された。
・青海波
三重の半円を連続して波を表現した幾何学文様。大海原に無限に広がる波模様に、未来永劫の願い、人々の平穏な暮らしがいつまでも続くようにという願いが込められている。

その他


・三つ巴(家紋)
日本の家紋の中でも多く見られる三つ巴。3つのものが互いに対立し、入り乱れる様が表現されている。
そういえば、日本には"3"にまつわる言葉やデザインが多く、縁深い数字と言われています。今少し考えるだけでもどんどん浮かんできませんか?
・月に星(家紋)
月も日本とは縁深い象徴として昔から使用されていることが多い。
・鳥居
言わずと知れた神道の象徴。神社の入口に立ち、神域と人の住む俗世界の境界を表すもの。
・六芒星
一見、日本とはあまり関係のないように感じる六芒星ですが、実は日本とも縁深い象徴です。
例えば誰もが知っている全ての神社の上に位置する伊勢神宮。伊勢神宮の家紋は天皇家と同じ十六菊花紋。しかし、実は裏家紋とも呼ばれるもう一つの象徴があります。それがこの六芒星なのです。


いかがでしたでしょうか。

我々日本人が受け継ぎ、大切にしてきた文化。

しかし現在、日本はものすごい勢いで欧米化が進み、日本の文化を忘れつつあるかもしれません。

日本は、神話を紀元とするのであれば、建国から存続する一つの国としての歴史は世界最古であるとされています。

それだけの歴史が日本にはあります。

確かに欧米は魅力的かもしれませんが、今一度古き良き日本の風習や文化を見直してみてはいかがでしょうか。

このデザインを通して様々な方に興味を持っていただけることを願っています。

                



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